マウスピース矯正について当院へお寄せいただくご質問をまとめました。
記載されていないご質問は、お電話、またはメールにてお問い合わせください。
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どうやって歯を動かすのですか?
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厚さ1mmに満たない透明なマウスピースを上下の歯に装着していきます。
装着すると、少しきつい感じがするのですが、そのきつい感じが歯を押していく力となって、少しずつ歯が動いていきます。
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どのくらい動きますか?
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1つのマウスピースで最大0.25mm歯を動かすことができます。
つまり0.25mm動いたら次のマウスピースに交換して、また0.25mm動かしていくという感じです。
つまり1mm歯を動かすのに4枚のマウスピースを順番に使っていくのです。
マウスピースは通常1週間で交換していくので、1mm動かすのにちょうど1か月です。
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マウスピースは、いつ装着しますか? また学校や会社でも装着しますか?
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基本的には昼間も、夜寝ている時も常に着けることが必要になってきます。
学校や会社も含めて、1日20時間以上マウスピースを着けないと予定通り動きません。
外してもいいのは、食事の時と歯磨きのときだけで、食事が終わったらすぐ着けてください。
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治療期間はどれくらいですか?
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マウスピース矯正では同時にたくさんの歯を動かせないため、歯を少しずつ順番に動かしていくこととなり、治療期間が2年近くかかることがほとんどです。
前歯だけだともう少し期間が短くなります。
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インビザラインができない症状はありますか?
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インビザラインは、重度の不正咬合の治療には向いておりません。
これはインビザラインに限らずマウスピース矯正全般に言えることですが、歯列の乱れが激しく、複雑な治療が必要な場合や歯を大きく移動させる必要がある場合は、別の方法が用いられることがあります。
また、重症度に進行した歯周病の方につきましても、矯正治療は困難になります。
歯周病は歯茎の腫れや出血などを引き起こす病気です。重症化すると顎の骨にまで炎症が広がります。
その結果として顎の骨が弱くなったり骨が溶けたりすることで、歯を支えきれなくなります。重度の歯周病によって顎の骨がもろくなれば、歯が移動した位置で定着できません。
さらに矯正によって無理に力を加えてしまうと、歯が抜けてしまう可能性があります。
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マウスピース矯正ができる年齢に上限はありますか?
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お口の健康状態にもよりますが、基本的にはマウスピース矯正はいくつになっても受けることができます。
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マウスピース矯正で抜歯を行うことはありますか?
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マウスピース矯正ではできる限り「抜歯をしない」という選択のもとで治療方法を検討しますが、お口の状態によっては抜歯を行なうケースがあります。
また、抜歯まで至らなくとも、少しだけ歯を削って調整する方法を採ることもあります。
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スポーツをやっていますが、マウスピース矯正はできますか?
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可能です。ワイヤー矯正に比べてより安全です。
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矯正していることが他の人に分からないようにしたいのですが?
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ほとんど分かりません。目立ちにくいのでオススメです。
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インビザラインは痛みがありますか?
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歯を動かしますので多少の痛みはありますが、ワイヤー矯正に比べると大分痛みが抑えられています。
インビザラインで扱うマウスピースは1週間に1度交換しますが、ワイヤー矯正は月に1回ご来院いただいてワイヤーを締めます。
つまり、歯を動かすための力の掛け方がこまめなため、痛みを抑えることができます。
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インビザラインは食事制限がありますか?
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インビザラインは、食事の際に取り外しますので、食事制限がありません。
治療前と同じ食生活を続けていただけます。ワイヤー矯正の場合は、物が詰まったり、粘着系の食べ物などへの食事制限が一部ありますが、マウスピース矯正は変わらず食事を楽しむことができます。
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お支払い方法は何がありますか?
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当院では、現金・クレジットカード・デンタルローンと多様なお支払い方法をご用意しております。
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マウスピース矯正の場合、着けたり外したりするのは大変でしょうか?
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マウスピースの着脱は、非常にシンプルで、ごく簡単なものです。
数回練習すれば、慣れてコツもつかめますのでご安心ください。
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矯正装置により、しゃべりにくくなりませんか?
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最初の数日間は違和感がでることもありますが、すぐに慣れて普通に会話することができるようになります。